[メイン] GM : ───────────────────
   救い取っても、零れ落ちる。

  ダブルクロス The 3nd Edition
        『網』
      ダブルクロス──
   それは裏切りを意味する言葉。
───────────────────

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : OP『微睡』 登場:したい人

[メイン] コノハ博士 : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+1[1] > 40

[メイン] system : [ コノハ博士 ] 侵蝕率 : 39 → 40

[メイン] エラ : 42+1d10 登場/リザレクト (42+1D10) > 42+2[2] > 44

[メイン] system : [ エラ ] 侵蝕率 : 42 → 44

[メイン] 大蛇丸 : 1d10+41 登゙場゙ (1D10+41) > 5[5]+41 > 46

[メイン] 灰廻航一 : 36+1d10 登場/リザレクト (36+1D10) > 36+3[3] > 39

[メイン] system : [ 灰廻航一 ] 侵蝕率 : 36 → 39

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 端末の音が君達の意識を引き戻した。

[メイン] 灰廻航一 : 「あれ、誰の電話?」

[メイン] エラ : 「わかんないですね…」

[メイン] コノハ博士 : 「てぃーだのちんぽ?」

[メイン] 灰廻航一 : パーカーの内部をゴソゴソと漁りながら、コーイチが喋る

[メイン] コノハ博士 : 不思議な音楽なのです。

[メイン] 灰廻航一 : 「わ、ほんとだ。すごい歌詞!?」

[メイン] コノハ博士 : 「? 航一はこれ、知ってるのです?」

[メイン] 大蛇丸 : 「ま゙だ変゙な゙着゙信゙音゙ね゙ぇ゙……」

[メイン] コノハ博士 : 背の小さな、白と黒のコントラストが特徴的な
小学低学年相当の身長の少女、コノハが小首を傾げ、じっと見る。

[メイン] コノハ博士 : "知識の象徴"たる、アフリカオオコノハズクのRBである彼女だが
ティーダのチンポなんて言葉はどうやら知らないようだ。

[メイン] 灰廻航一 : 「えーっと……確か、クラスメイトが歌ってた様な……あ、僕の携帯だ」
こんな着信音にしたかなぁ…?

[メイン] 大蛇丸 : 濁音のような声を出しながら、白い様相の人間は鳴った端末に目を細める

[メイン] 灰廻航一 : 「はい?」

[メイン] コノハ博士 : それはそれは純粋な、無垢な瞳で、じーーーーっと航一を見つめながら。

[メイン] エラ : 「ええ…」

[メイン] 大蛇丸 : 「あらやだ…この曲歌うクラスメイトなんてまた変なのがいるのねぇ…」

[メイン] 灰廻航一 : 推定で、同居人の悪戯か。いつものうっかりかと気まずい表情を浮かべ
着信音を消す

[メイン] コノハ博士 : 一先ずそれよりも、電話の内容に耳を傾ける。
ぴょこりと、頭にある羽根が動く。

[メイン] GM : 電話はUGNの連絡員からだった。

[メイン] 友彦 : 「おめェ早く出ろや」

[メイン] コノハ博士 : 「この声は……友彦です」

[メイン] 灰廻航一 : 「いやー、すみません!」

[メイン] 灰廻航一 : ペコペコ電話に向かい頭を下げつつ
申し訳なさそうに要件を聞く

[メイン] 友彦 : 「というか任務があるって連絡したのにまだ来ねえのか」

[メイン] エラ : 「!?」

[メイン] 灰廻航一 : 「あれ、そうでしたっけ?」

[メイン] GM : 今までそんな覚えはなかったが、その言葉で思い出しましたね。
君達は任務に向かっていたところだったが、何らかの要因で眠っていたことに……。

[メイン] コノハ博士 : 「………………」

[メイン] 大蛇丸 : アラヤダ
「A゙Y゙私゙達゙眠゙っ゙でだん゙じ゙ゃ゙な゙い゙の゙」

[メイン] 灰廻航一 : 「……ごめん、みんな。僕そういうこと言われてたみたい」

[メイン] エラ : 「疲れてたのでしょうか…」

[メイン] 友彦 : 「揃いも揃って寝坊とか教育はどうなってんだよえーっ」

[メイン] コノハ博士 : 「いえ、これはUGNの長たる私の過ちです
 責任持って謝るのです」

[メイン] 大蛇丸 : 「ちょっと飲みすぎてねえ……で、もうこのまま概要を伝えてもらってもいいかしら?」

[メイン] コノハ博士 : お怒り気味な友彦へ、ぺこり。
そして大蛇丸の言葉にこくりと頷き、電話の方をじっと見る。

[メイン] 友彦 : 「丁度時間ねェから概要を教えるところだったんだわ」

[メイン] 灰廻航一 : 「す、すいません!誰かも知らない人!!」

[メイン] エラ : 「うわ!ありがとうございます!」

[メイン] 灰廻航一 : 「是非お願いします!!」

[メイン] 友彦 : ・任務
この前とあるFHセルの連中を血祭りにあげたけど念の為残党がいないかチェックしとけ。

[メイン] 灰廻航一 : 「物騒だな〜」

[メイン] 友彦 : 「残党いたらぶち殺していいぞ」

[メイン] 大蛇丸 : 「あら野蛮…フフフ…」

[メイン] エラ : 「ええ…」

[メイン] 灰廻航一 : 「も、もう少し穏便にしません?」

[メイン] 大蛇丸 : 「実験台送りの方がいいかしら?」

[メイン] エラ : 「こわい」

[メイン] コノハ博士 : 「手荒な真似は好きではないのです」

[メイン] 大蛇丸 : 冗談めかすように、笑みを浮かべながら

[メイン] 友彦 : 「現場で判断するのはお前らだから穏便にしてェんならそうすりゃいいんじゃねェの?
 難易度は高くなるだろうがな」

[メイン] 灰廻航一 : 「じょ、ジョーダン、ですよね!?」

[メイン] 灰廻航一 : 大蛇丸に怯え少し後退りつつ
端末の声を聞き

[メイン] エラ : 「そのFHセルの名前とか特徴はありますか?」

[メイン] 大蛇丸 : 「ま、その辺はおいおい調べて行った方がやりやすいんじゃないかしら……?」

[メイン] コノハ博士 : お腹が減ったため、ジャパリまんを食べてる。
食べながら任務内容を頭の中で精査中なようだ。

[メイン] コノハ博士 : 「ええ、任務内容は把握したのです……もぐもぐ
 となれば、次は現場を見て動くのが我々の仕事なのです……もぐもぐ」

[メイン] 友彦 : 「FHセル《シン》の連中だな。
 特徴と言っても典型的なクズFHだ」

[メイン] エラ : 「へ〜!」

[メイン] 友彦 : 「他になかったら任務に行きな!」

[メイン] エラ : 「分かりました」

[メイン] 灰廻航一 : 「は、はい!ザ・クロウラー出発します!」

[メイン] コノハ博士 : 「わかりましたのです ……ごっくん」

[メイン] 友彦 : 通信は切れた。

[メイン] コノハ博士 : 「……正直、何が何だか分からない状況ですが」

[メイン] 灰廻航一 : 「そうなんだよね……そういえば、電話番号も交換したっけ…?」

[メイン] エラ : choice した してない (choice した してない) > してない

[メイン] エラ : 「まだしてないですね」

[メイン] コノハ博士 : 「レネゲイドという未知の存在に対峙している以上
 困惑するよりも、まずは調査を始めるのが我々の仕事なのです
 電話番号の交換は……後ほどで」

[メイン] コノハ博士 : 淡々とそう述べながら。手についたジャパリまんのカスをぱっぱと払い。

[メイン] コノハ博士 : 全員が揃いも揃って任務説明に遅れるのは

[メイン] 灰廻航一 : 「よーし!今日も街の平和のために頑張る男!ザ・クロウラー!長と一緒に頑張ります!」

[メイン] 大蛇丸 : 「わからない事は調べたらいいのよ」

[メイン] エラ : 「頑張りましょう!」

[メイン] 灰廻航一 : 応える様に名乗りを上げ、前傾姿勢を取る

[メイン] コノハ博士 : 偶然などではなく、異常事態と見なしておくのが我々の仕事として"よくあること"なのです。

[メイン] コノハ博士 : こくりと頷き。

[メイン] 大蛇丸 : ふふふ、と笑いながら
元気ねぇ、と少年に向かって

[メイン] コノハ博士 : 航一に長と呼ばれ、むふぅー、と少しご満悦な表情になりながら。

[メイン] コノハ博士 : 「ではそれぞれ出発なのです」

[メイン] 灰廻航一 : 「おー!」

[メイン] エラ : 「おー!」

[メイン] 灰廻航一 : その姿勢のまま滑り
部屋から出て行く

[メイン] コノハ博士 : ばびゅん!と飛び出す航一の風圧に、博士の服がひらひらと揺れる。
それを静かに受けながら、博士もまた部屋を出て─────。
─────フクロウの姿となり、どこかへと飛んで行った。

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] 灰廻航一 : シーン1 『探索開始!』登場:自由

[メイン] コノハ博士 : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+7[7] > 47

[メイン] 灰廻航一 : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+6[6] > 45

[メイン] system : [ コノハ博士 ] 侵蝕率 : 40 → 47

[メイン] system : [ 灰廻航一 ] 侵蝕率 : 39 → 45

[メイン] エラ : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+1[1] > 45

[メイン] system : [ エラ ] 侵蝕率 : 44 → 45

[メイン] 大蛇丸 : 1d10+46 登゙場゙ (1D10+46) > 10[10]+46 > 56

[雑談] system : [ 大蛇丸 ] 侵蝕率 : 46 → 56

[メイン] 灰廻航一 : シンについてwebで調べようとする社会1な男!ザ・クロウラー!!

[メイン] GM : 10

[メイン] 灰廻航一 : 1dx (1DX10) > 9[9] > 9

[メイン] 大蛇丸 : カンパニーあるからいらないわねこれ

[メイン] 灰廻航一 : うわ!ありがとう!!

[メイン] GM : 格が違う

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・FH《シン》
典型的なクズFH。
教えを守らない人間共に裁きを下していると主張しているが実際は私怨。
入る者は拒まない。
記録上は友彦が全員血祭りに上げたが、UGNではこのような場合、残党が残っていないかの調査も行うようにしている。

[メイン] GM :  

[メイン] 灰廻航一 : 「如何にもな悪い人だな……」

[メイン] 灰廻航一 : 情報をみんなに共有……しようとしていくつか関係ないクーポンなどを送りつけつつ
クロウラーは滑走しながら情報を探っていく

[メイン] エラ :

[メイン] エラ : 街の様子をUGNで調べるぞォ〜〜!

[メイン] GM : ここで問題が!

[メイン] GM : 君達の本当に知りたいことは果たしてUGNで調べられるのでしょうか……ということです

[メイン] エラ : 援護無しで判定するぞ 来い

[メイン] エラ :

[メイン] GM : もし街に異変が起こっているとしたら起こったばかり……つまりまだUGNが把握していないのです

[メイン] エラ : それはそう

[メイン] GM : 他の方法を探るべし!

[メイン] エラ : そのためのベーシックリサーチで噂話
─────────違いますか?

[メイン] GM : ハァイ!
その通りですねぇ!

[メイン] GM : 10

[メイン] エラ : ベーシックリサーチ
侵蝕率+1
判定ダイス+LV+1

[メイン] system : [ エラ ] 侵蝕率 : 45 → 46

[メイン] エラ : (7+0+2)dx+2 【社会】<情報:噂話> (9DX10+2) > 9[1,2,3,4,5,6,6,7,9]+2 > 11

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・街の様子
噂話が聞けたようです。

[メイン] GM :  

[メイン] 街のポメ : 「会社に間に合ってた筈なのにグッポナイトしてたぞくそがあああああああああああああああ」

[メイン] エラ : 「ええ…」

[メイン] 街のシャンクス : 「うゆ……やっとルフィと会えたと思ったら会ってないことになってて白いちっち出ちゃうシャン……」

[メイン] エラ : 「ええ…」

[メイン] GM : どうやら街の人々は午前8:00以降の行為がなかったことになり、8:00の頃に戻されているらしい。
一般人は当然レネゲイドとか知らないので気のせいってことにして無理矢理納得した。

[メイン] GM :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 : ─────空を飛び回る1羽のフクロウ。

[メイン] コノハ博士 : 知識の象徴たるその鳥は、街の様子、そして仲間が受け取った情報を照合し。

[メイン] コノハ博士 : 「なるほど、寝坊助さんはあちらこちらにいるということですか」

[メイン] コノハ博士 : 「我々が寝坊してしまったのも、おそらくは……」

[メイン] コノハ博士 : 偶然がいくつも重ね合わされば、それはやがて必然となる。

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 : 知識:レネゲイドで
・なかったことにされた時間に働いたエフェクトについて

[メイン] GM : 妨害されている 難易度?

[メイン] コノハ博士 : (3+0)dx+1 <知識:レネゲイド> (3DX10+1) > 10[3,7,10]+7[7]+1 > 18

[メイン] GM : キリがいい数字にしたいよね

[メイン] コノハ博士 : 財産Pは使えるのです?

[メイン] GM : いいよ

[メイン] コノハ博士 : 聖者なのです

[メイン] コノハ博士 : ではまずは……2点投資なのです

[メイン] system : [ コノハ博士 ] 財産P : 22 → 20

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・なかったことにされた時間に働いたエフェクトについて
時間関係なのでバロールの力が働いていることはわかった。
エフェクトではなくユニークアイテムの力だが、UGNの分類にはない特殊なアイテムが使われている。
“今”わかるのはここまで。

[メイン] GM :  

[メイン] コノハ博士 : 「─────なるほど……やはりバロール、ですか……
 現段階得られる情報としては、上出来といったところでしょうか」

[メイン] コノハ博士 : 上空で誰もいない場所、幼げな少女は少しドヤ顔をする。

[メイン] コノハ博士 : 「では……皆さんに送るといたしましょう、この情報
 ……航一の端末にまた、あの音楽が流れるんでしょうか」

[メイン] コノハ博士 : 「てぃーだのちんぽ、ふぅむ、何やら不思議な魅力を感じますね」

[メイン] コノハ博士 : そうして1羽のフクロウはまた、どこかへと飛び去って行った。

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] 大蛇丸 : 残党について
情報:UGNで

[メイン] GM : 8

[メイン] 大蛇丸 : (4+2)dx10+3>=8 (6DX10+3>=8) > 10[1,7,8,8,9,10]+1[1]+3 > 14 > 成功

[メイン] 大蛇丸 : 余裕〜

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・残党について
記録上は存在しない。
だがFHセル《シン》は教えに共感した者は拒まない。
故に友彦が潰したセルだけが《シン》の全てだったとは限らない。
別の拠点がある可能性は0ではない。

[メイン] GM :  

[メイン] 大蛇丸 : 情報を吟味して、蛇のような目を細める

[メイン] 大蛇丸 : 「これキリが無いわねぇ…フフフ」

[メイン] 大蛇丸 : 蜘蛛の糸が無数に張り巡らされているのならば、抜本的解決は現段階では不可能

[メイン] 大蛇丸 : ま、その前にあの子達に伝える事は伝えないとねえ
端末に情報を送り込んで

[メイン] 大蛇丸 : 逆説的に
キリが無い、と言う事は
1人2人欠けた所で─────

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : コノハ博士のカンパニー。

[メイン] GM : 端末の着信音が君達の意識を引き戻す。

[メイン] コノハ博士 : 「─────!」

[メイン] エラ : 「!?」

[メイン] コノハ博士 : 目を大きく見開く。

[メイン] コノハ博士 : 辺りをキョロキョロと見渡す。
そこは見慣れたカンパニー。

[メイン] コノハ博士 : 先程まで自身は上空にいた……が。

[メイン] コノハ博士 : 「…………」

[メイン] コノハ博士 : 「……航一」

[メイン] コノハ博士 : 端末を指差す。

[メイン] GM : これはメールのようだ。

[メイン] エラ :

[メイン] コノハ博士 : 航一をじっと見て、内容を確認するように促す。

[メイン] 灰廻航一 : 「あ、はい!」

[メイン] コノハ博士 : 無表情ながらも、少し眉に力が込められている。

[メイン] 灰廻航一 : いそいそと端末を取り出し、画面に灯りをつける

[メイン] 灰廻航一 : 「えっと、メールの内容は…」

[メイン] ✉️ : 明日、任務アリ。
午前9:00に友彦支部の会議室へ。

[メイン] コノハ博士 : ひょこっ、と背伸びをし、航一の横に立ち画面を覗き見る。

[メイン] コノハ博士 : そしてメールの日付を確認する。

[メイン] GM : 日付は昨日になっている。

[メイン] 灰廻航一 : 画面をコノハ博士に寄せつつ、疑問符を頭上いっぱいに添えて…

[メイン] コノハ博士 : 「……こ、これは………!」

[メイン] コノハ博士 : たらりと汗が落ちる。

[メイン] 灰廻航一 : 「な、なんで昨日のメールが」

[メイン] コノハ博士 : 「…………」

[メイン] エラ : 「ええ…何で…」

[メイン] コノハ博士 : カンパニーをとたとたと駆け、室内にあるテレビを付け
今日の日付を確認する。

[メイン] エラ : 「今は何時ですか?」

[メイン] GM : いかなる確認手段を取っても今は昨日の8:00に間違いない。

[メイン] コノハ博士 : 「………昨日……これは……私達は……間違いないのです」

[メイン] コノハ博士 : ゆっくりと3人の方へ振り向き。

[メイン] コノハ博士 : 「─────タイムトラベルなのです」

[メイン] コノハ博士 : 無表情で、淡々とそう述べる。

[メイン] 灰廻航一 : 「……え、映画みたいだ」

[メイン] エラ : 「来ましたか…タイムトラベル」

[メイン] コノハ博士 : 「………大蛇丸」

[メイン] 灰廻航一 : 腰を抜かし、驚嘆を全く隠せていない

[メイン] 大蛇丸 : 1人缶ビールを片手に、欠伸すらして
声に反応し、振り向く

[メイン] コノハ博士 : 「我々UGNの理念」

[メイン] コノハ博士 : 「……レネゲイドの防疫、そしてこれは……」

[メイン] コノハ博士 : 「あまりにも─────大規模」

[メイン] コノハ博士 : ビールを片手に優勝する彼に対し、コノハ博士は深刻な表情となっていた。

[メイン] 大蛇丸 : 「"気付いていない"のも時間の問題でしょうしねぇ」

[メイン] コノハ博士 : こくりと頷く。

[メイン] コノハ博士 : 「これは……早急に対処しなければならないのです」

[メイン] エラ : 「そうですね…!」

[メイン] 灰廻航一 : 「と、とんでもない大事件だ…!」

[メイン] コノハ博士 : しかし……今まで得てきた情報を照らし合わせても。
……まさしくキリがない。

[メイン] コノハ博士 : 尻尾がまるで掴めない。

[メイン] コノハ博士 : 「………………………」

[メイン] コノハ博士 : 「…………いえ」
少し目を見開き、ぽつりと漏らす。

[メイン] コノハ博士 : 「………FHセル《シン》、そしてこのバロールによる大規模な
 レネゲイド災害 ……未だ直接的な関連性は見つかりません、が」

[メイン] コノハ博士 : 航一の方をじっと見て。

[メイン] コノハ博士 : 「航一 …………虎穴に入らずんば虎子を得ず、です」

[メイン] コノハ博士 : じーーー、と航一を無表情な瞳で、じっと見つめる。

[メイン] コノハ博士 : 言いたいこと、わかりますよね?と言わんばかりの表情だ。

[メイン] 灰廻航一 : 「…え、え!?」
「えーっと、さっきのことわざの意味は、危険を犯さないと成果はあげられないみたいな意味だったから……」

[メイン] コノハ博士 : こくりと頷く。

[メイン] 灰廻航一 : 「………」

[メイン] 灰廻航一 : 「……あの、もしかして……シンの残党の所に突っ込むとか?」

[メイン] 灰廻航一 : なーんちゃって……などと思いながら恐る恐る訪ねる

[メイン] コノハ博士 : 肯定の意を示すように、じーーーっと見つめ続ける。

[メイン] 灰廻航一 : 「────えぇぇええええええええええ!?」

[メイン] コノハ博士 : 「我々は、日常を守るために……この身を非日常へ落とすことが仕事なのです」

[メイン] コノハ博士 : では、この場合の非日常とは一体?

[メイン] 灰廻航一 : 今度こそ、コーイチは驚嘆する
眼前の小さな少女から、歴戦の英雄も行うを躊躇う蛮行が、当然とばかりに肯定された

[メイン] コノハ博士 : ちらりとエラの方を向き。

[メイン] コノハ博士 : 「エラ、FHセル《シン》の理念は?」

[メイン] エラ : 「FHセル《シン》は教えに共感した者は拒まない。だから潜入ですね!」

[メイン] コノハ博士 : こくりと頷く。

[メイン] コノハ博士 : 「その通りです」

[メイン] コノハ博士 : 「"教え"が一体何か、それは定かではありませんが……
 大蛇丸が集めた情報によれば、FHセル《シン》は……
 いくつも点在するです」

[メイン] コノハ博士 : 「"UGN"の立場では、もはやどうすることもできない
 なので─────」

[メイン] コノハ博士 : 「─────我々はこれより、"教え"に共感するです」

[メイン] エラ : 「分かりました」

[メイン] 灰廻航一 : 「な、なるほど……それなら、戦争にはならない!」

[メイン] 灰廻航一 : 悪い人の溜まり場に行くのは少し怖いけど
大規模な戦闘にならないのなら少しは安心だ

[メイン] 大蛇丸 : 先程のコノハの発言にすら、蛇のような笑みを浮かべて

[メイン] 灰廻航一 : 「流石はコノハ博士、そこまでしっかり考えてたなんて……危うく大戦闘かと思ってビックリしちゃいました!」

[メイン] コノハ博士 : 航一に小首を傾げる。

[メイン] コノハ博士 : 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」

[メイン] コノハ博士 : 「もちろん、穏便に事を運ぶのが最善ですが
 ─────大戦争も覚悟してください」

[メイン] 灰廻航一 : 「え゛」

[メイン] コノハ博士 : そうしてコノハ博士は端末へ手を伸ばす。

[メイン] 灰廻航一 : はい、と気が抜けた様子で手渡す

[メイン] 大蛇丸 : 「潜入の最終目的はこの事態の真相を探る事、ここ忘れちゃあダメよ」

[メイン] エラ : 「それはそう」

[メイン] 灰廻航一 : 「そ、そうですよね。それさえなんとかなれば、戦争なんて起きないし!」

[メイン] 灰廻航一 : 自分の頬をスパン!と小気味のいい音を立て叩くと、前傾姿勢を取り

[メイン] コノハ博士 : 航一のその様子を横目で見て、無表情に少し微笑みを浮かばせながら。

[メイン] 灰廻航一 : 「大戦争を避けるため、悪の拠点に潜入する男!ザ・クロウラー!!一生懸命頑張ります!」

[メイン] コノハ博士 : その掛け声と共に─────

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+2[2] > 49

[メイン] system : [ コノハ博士 ] 侵蝕率 : 47 → 49

[メイン] コノハ博士 : ・FHセル《シン》の教えについて
情報:UGN、無理なら情報:FHで

[メイン] GM : FHなら12

[メイン] コノハ博士 : (2+0)dx+2>=12 〈情報:FH〉 (2DX10+2>=12) > 9[2,9]+2 > 11 > 失敗

[メイン] コノハ博士 : 財産P1消費です

[メイン] system : [ コノハ博士 ] 財産P : 20 → 19

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 全ての元凶である“あの頃”に戻り、友彦を抹殺すること。

[メイン] GM :  

[メイン] コノハ博士 : たらりと汗が落ちる。

[メイン] 大蛇丸 : どう?
そう言いたげに、コノハ博士の方を見る

[メイン] コノハ博士 : 大蛇丸の方を見て、その情報を見せる。

[メイン] コノハ博士 : 「…………復讐です
 彼らは復讐のために……このレネゲイド災害を起こしています」

[メイン] 大蛇丸 : くすりと笑い

[メイン] 大蛇丸 : 「恨み溜めそうだものねえ」

[メイン] コノハ博士 : 大蛇丸の言葉に目を細めながらも……その言葉に同意せざるを得ない。

[メイン] 大蛇丸 : それも、1人で壊滅を実行したのであれば尚更だろう

[メイン] コノハ博士 : FHとは言え、人間。
その人間を殺害することで、レネゲイド事件を対処する友彦を良く思う人物は……

[メイン] 大蛇丸 : 「誰だって居場所や仲間を傷つけられると怒るでしょう?それと一緒ねぇ」

[メイン] コノハ博士 : ……UGNでも、あまり多くは無い、と言える。

[メイン] コノハ博士 : 「………ええ」

[メイン] コノハ博士 : 「……仲間のため、これは……"我々"も同じ、ですから」

[メイン] コノハ博士 : そう言い、コノハ博士はカンパニーを出て行った。

[メイン] 大蛇丸 : 「あら行っちゃった」

[メイン] 大蛇丸 : 「教え、こんなのだけど潜入するかしら?」

[メイン] 大蛇丸 : 蛇のように目を細めて、2人を見つめる

[メイン] エラ : 「出たとこ勝負ですね」

[メイン] 灰廻航一 : 「復讐かぁ……僕には、全然わからないなぁ……根に持つ事の方が少ないし」

[メイン] 灰廻航一 : 何より、僕の人生には幸か不幸かドラマがない
昔から人助けは好きだったけど、助けられた経験は─ありがたい事に─些細な事ばかり

[メイン] エラ : 「FHセルの人達にも色々な思いがある筈ですから…」

[メイン] 灰廻航一 : だからか、僕は……

[メイン] 灰廻航一 : 「……少し寂しいですかね、もしも私怨でも、全くわかってあげられないのは」

[メイン] 灰廻航一 : 少し、口の制御が効かず そんな言葉を溢したのだった

[メイン] 大蛇丸 : 「随分と他人思いねぇ2人とも」
くすくすと笑いながら

[メイン] 大蛇丸 : 「じゃ、責任者いないけど」

[メイン] 大蛇丸 : 「独断と偏見で決めようかしら」

[メイン] 大蛇丸 : 「組゙み゙分゙げを゙ね゙」

[メイン] 大蛇丸 : え?

[メイン] 大蛇丸 : 全員揃って潜入だなんて

[メイン] 大蛇丸 : リスクヘッジも兼ねて馬鹿馬鹿しくてやってられないものねえ…

[メイン] 大蛇丸 : フフフ……

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン] 大蛇丸 : 1d10+56 再゛登゛場゛ (1D10+56) > 6[6]+56 > 62

[メイン] system : [ 大蛇丸 ] 侵蝕率 : 56 → 62

[メイン] 大蛇丸 : FHセル《シン》の加入方法について
情報:FHで

[メイン] GM : 15

[メイン] 大蛇丸 : (1+4)dx10+2>=15 (5DX10+2>=15) > 10[3,4,5,5,10]+1[1]+2 > 13 > 失敗

[メイン] 大蛇丸 : 財産点2点使ったので2億円動いたわ〜

[メイン] system : [ 大蛇丸 ] 財産点 : 18 → 16

[メイン] GM :  

[メイン] ワッカ細胞 : ・FHセル《シン》の加入方法について
ぷにぷにワッカ細胞を移植すると教えに共感したと見做され、構成員になれる。
本来なら取り外し不可だがステージ海賊の無法者なら大丈夫でしょう。
現物は2億円動いたので人数分手に入れたものとする。

[メイン] ワッカ細胞 :  

[メイン] GM :  

[メイン] 情報更新 : ・街の様子
時間が巻き戻ったことには気づいていない。
どうやら一般人には知覚出来なくなっているようだ。
そのうちオーヴァードですら知覚出来なくなるだろう。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] コノハ博士 : middle『分岐点』 登場:任意

[メイン] コノハ博士 : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+10[10] > 59

[メイン] system : [ コノハ博士 ] 侵蝕率 : 49 → 59

[メイン] エラ : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+1[1] > 47

[メイン] system : [ エラ ] 侵蝕率 : 46 → 47

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 : そうして博士は、資料を纏め始めていた。

[メイン] コノハ博士 : この事件を、真に解決に導くための方法を見つけるために。

[メイン] コノハ博士 : 改めて、本事件の登場人物の整理を行っていた。

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 : ・友彦の評判について
情報:UGN

[メイン] GM : 8

[メイン] コノハ博士 : コネ使用

[メイン] コノハ博士 : (2+0+2)dx+2>=8 〈情報:UGN〉 (4DX10+2>=8) > 6[4,4,6,6]+2 > 8 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・友彦の評判について

[メイン] シャンクス : 「アイツか……まあよく思わない奴もいるんじゃねェか?
 UGNに入る前はレネゲイドで暴走してたらしいからな……」

[メイン] シャンクス : 「ただちょっと暴走してたみたいなんで『責任能力なし』とされて保護されたんだよな。
 侵蝕率も問題なかったし」

[メイン] シャンクス : 「保護された後はエージェントとしてやってるってわけだ。
 現場判断で殺害もするが、成果自体は優秀だから評価する声もあるっちゃある」

[メイン] シャンクス : 「UGNの評判はそんなところだなァ……。
 それ以外となったら……FHには恨まれて当然だろうが向こうがまずテロリストだからな……」

[メイン] シャンクス : 「ただ暴走の被害者がいたとしたら溜まったもんじゃないかもな」

[メイン] シャンクス :  

[メイン] コノハ博士 : …………………。

[メイン] コノハ博士 : ええ、そうでしょうね。

[メイン] コノハ博士 : ─────被害者の遺族は……FHに与する理由には、なるでしょうね。

[メイン] コノハ博士 : ふぅ、と息を吐き捨て、椅子に凭れ掛かる。
甘いココアの入ったマグカップを手に持ちながら。

[メイン] エラ : この情報から推測するに…

[メイン] エラ : 友彦の暴走にシンが巻き込まれたかUGNで調べる 来い

[メイン] GM : それは行かなければわからない

[メイン] エラ : わかった

[メイン] コノハ博士 : 後ろで物音がし、ゆっくりと振り返る。

[メイン] コノハ博士 : 「……!……ああ、エラですか」

[メイン] コノハ博士 : 少し疲れた表情で、だらりとする。

[メイン] エラ : 「ァ…邪魔しちゃいました?」

[メイン] コノハ博士 : 少し微笑み。

[メイン] コノハ博士 : 「いえ、大丈夫です、お気遣いありがとうございます」

[メイン] コノハ博士 : 「エラもココア、いりますか?」

[メイン] エラ : 「貰いましょう」
高濃度酸素バブル使ってコノハ博士を癒す 来い

[メイン] コノハ博士 : 「………!!……お、おぉぉぉ~~~……!!」

[メイン] コノハ博士 : ぶくぶくぶくと体外にバブルが纏い、心地良い刺激が疲れを癒していく。

[メイン] エラ : 「どうです?」

[メイン] コノハ博士 : 「これは………ふふ、ありがとうございます」
にこりと笑い。

[メイン] コノハ博士 : 「……どうぞ、とても美味しいココアです」
ことりと、エラの前にココアの入ったマグカップを置き。

[メイン] エラ : 「うわ!」

[メイン] コノハ博士 : そうしてその隣に─────先程の資料を並べる。

[メイン] コノハ博士 : 「………エラは、家族が殺されて
 でもその殺した者が、納得いかない理由が生かされたとして
 社会的に許されたとして」

[メイン] コノハ博士 : 「どう思うです?」

[メイン] コノハ博士 : じーーー、とエラを見つめる。

[メイン] エラ : 「やはり…怒りで復讐に走るかも知れないですね…」

[メイン] コノハ博士 : 「…………」

[メイン] エラ : 「でも…相手と話せる機会があれば話し合いがしたいですね」

[メイン] コノハ博士 : 「…………!!」

[メイン] コノハ博士 : 目を少し見開き、そして微笑む。

[メイン] コノハ博士 : 「……ええ、ええ、そうです、そうしましょう」

[メイン] コノハ博士 : ……それでこそ、"ヒト"です。

[メイン] コノハ博士 : 私は……ええ、愛する家族という者をまだ持ったことがない
もちろん、大切な友はいますが……長年共に過ごしてきた者を失い悲しみ
そして怒りは……正直なところ、想像がつかない。

[メイン] コノハ博士 : "知識の象徴"たるコノハ博士でも、体験しないことには
感情の在り方は、分からない。

[メイン] コノハ博士 : だからこそ知りたい。
もっとヒトを知りたい。

[メイン] コノハ博士 : 「………では決まりですね、エラ、行きましょう」

[メイン] コノハ博士 : 「─────虎穴へ」

[メイン] エラ : 「そうですね!」

[メイン] コノハ博士 : すっ、と立ち上がり、エラに微笑む。

[メイン] コノハ博士 : そして共に、カンパニーの外へと出て行くのであった。

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[ロイス] system : [ コノハ博士 ] ロイス : 2 → 3

[雑談] system : [ エラ ] ロイス : 3 → 4

[メイン] 灰廻航一 : シーン2『復讐、予習中』登場:自由

[メイン] 灰廻航一 : 45+1d10 登場/リザレクト (45+1D10) > 45+1[1] > 46

[メイン] system : [ 灰廻航一 ] 侵蝕率 : 45 → 46

[メイン] 大蛇丸 : 1d10+62 登゙場゙ (1D10+62) > 7[7]+62 > 69

[雑談] system : [ 大蛇丸 ] 侵蝕率 : 62 → 69

[メイン] 灰廻航一 :  

[メイン] 灰廻航一 : コーイチ……ザ・クロウラーは
現在は滑走をやめ、ビルの屋上で頭を捻っていた

[メイン] 灰廻航一 : 日光に輝きを返すガラス張りのビルと打って変わって、コーイチの思案は影に沈む

[メイン] 灰廻航一 : 「……復讐、かぁ」

[メイン] 灰廻航一 : 理解できない事が寂しいと思ったなら
できる限り理解できる様に頭を使う

[メイン] 灰廻航一 : 自分の周りの人がもしも奪われたら
傷つけられたら、それをみんな忘れてしまったら……

[メイン] 灰廻航一 : そして、もしも自分が殺されたときに──etc

[メイン] 灰廻航一 : どこまで考えても、しっかりと理解できない
思案は空回りを続ける一方で、どうにも光へと辿り着かない

[メイン] 灰廻航一 : 「……復讐かぁ」

[メイン] 灰廻航一 : 「わからないなぁ…」
誰へ向けたわけでもなく、屋上に言葉が小さく木霊した

[メイン]   : その屋上の、建物の影から
視線が一つ、少年に向けられる

[メイン] 灰廻航一 : 無意識に視線を感知すると
のっそりと振り向く

[メイン] 大蛇丸 : 蛇のような視線が向けられている

[メイン] 灰廻航一 : 「ぎゃあああああああああ!?」

[メイン] 灰廻航一 : 「お、お化け!!!!」

[メイン] 灰廻航一 : 球体上の力場……炎の弾丸を思わず構えて悲鳴をあげる

[メイン] 大蛇丸 : 「あ゙ら゙や゙だ゙びど゙い゙〜゙」

[メイン] 灰廻航一 : 「え、あ。大蛇丸さん!?」

[メイン] 大蛇丸 : 「そうよ……」

[メイン] 大蛇丸 : 相変わらず建物の影からは動かず、返答する

[メイン] 大蛇丸 : 「復讐に興味があるのかしらぁ…?」
先程の独り言、後半部分は聞き取っていたようで

[メイン] 灰廻航一 : 「えーっと……はい、ずっと考えてたんです」

[メイン] 灰廻航一 : 「みんな、何処か共感してたみたいだったから……わかってないの、僕だけみたいで申し訳なかったんです」

[メイン] 灰廻航一 : 「それで、ずっと必死に考えてたんですが……やっぱりダメで……あ、良かったら知恵を貸してもらいたいです!」

[メイン] 大蛇丸 : 「そうねぇ…知恵だけなら貸してあげられるから」
と、一呼吸置いて

[メイン] 大蛇丸 : 「で、復讐についてだっけ。そんなもの人生経験から導き出すしか無いのだけど」

[メイン] 灰廻航一 : 「……はい、まるっきりの一般人として生きてきました」

[メイン] 灰廻航一 : つい、やっぱり自分が場違いみたいに思ってしまい正座してしまう

[メイン] 大蛇丸 : 「畏まらなくていいのよ」

[メイン] 大蛇丸 : 「わからない人は死ぬ時までわからないのだから……」

[メイン] 大蛇丸 : 「無理に知る必要もないでしょう?」

[メイン] 灰廻航一 : 「……うーん、確かに、そう言われるとそうかもしれないんですけど」

[メイン] 大蛇丸 : 「平和が1番だからねえ」

[メイン] 大蛇丸 : 平和のへの字すら蛇に置き換わっているかのような人物は、平然と曰う

[メイン] 灰廻航一 : 「でも、わかってもらえないって辛いんじゃないかなって思うと、やっぱり考えないとって気分になるんですよね……」

[メイン] 灰廻航一 : 悲劇来る大きなトラウマとか
深い無念とか壮大な怨讐、そういった物は何もなく、少しの善意だけを理由に言葉を溢す

[メイン] 灰廻航一 : 「なのに、いっつもわからないで怒らせてばっかりなんだよなぁ……」

[メイン] 灰廻航一 : ガシガシと頭を掻き、また腕を組んで唸り始める

[メイン] 大蛇丸 : 「そうねぇ」

[メイン] 大蛇丸 : 「アナタ、自分にとって大切なものが無くなった事とかあるかしら?」
この場合は、物品の損壊なども含むが

[メイン] 灰廻航一 : 「うーん……あ、昔気に入ってたマイトパーカーを……いや、あれはあげたんだし……」

[メイン] 灰廻航一 : 「……うーん、お財布くらいしか落とした事ないんですよね」

[メイン] 灰廻航一 : しかも、その後しっかり交番で受け取れたし

[メイン] 大蛇丸 : 「あら、そう…」

[メイン] 大蛇丸 : ふふふ、と
不敵に笑って

[メイン] 大蛇丸 : 「じゃあ、例え話なのだけど」

[メイン] 大蛇丸 : 「今別働で動いているあの2人がこの会話中…FHに殺されちゃったとして、アナタ…どう思うかしら?」

[メイン] 大蛇丸 : 「『わからない』はナシで。思った事をそのまま口にしなさい」

[メイン] 灰廻航一 : 出てきた言葉の温度差にギョッとした顔をして、少し汗をかく

[メイン] 大蛇丸 : 「本当にわからず、選択肢が欲しいなら。
喜怒哀楽の4つから選びなさい」

[メイン] 灰廻航一 : 考える、二度と会えないことを
思案する、生きている事と死んでいる事の超えがたい壁を

[メイン] 灰廻航一 : ……そんな日々を思うたび
先程までの思案の通り、悲しみは確かに湧いてくる

[メイン] 灰廻航一 : 「もしもそうなったら……悲しくて仕方がないと思います」

[メイン] 灰廻航一 : 「博士は立派な人だし、エラももちろん」

[メイン] 大蛇丸 : へぇ、と
眼を細めて

[メイン] 灰廻航一 : 「……そして、それと同じくらい」

[メイン] 灰廻航一 : 「そんな事をする程、追い詰められた人がいる事が、悲しいです」

[メイン] 大蛇丸 : けらけらと笑い出す

[メイン] 大蛇丸 : 「フ…フフフ、本当に真面目ねぇ」

[メイン] 大蛇丸 : 「アナタは哀しみを選んだのだけども、世の中の人はそうじゃないのが多数なのよねえ」
残念なことに、と付け加えて

[メイン] 大蛇丸 : 「大体皆怒りを選ぶわ、こう言うのはね」

[メイン] 灰廻航一 : 「……怒り、かぁ」

[メイン] 大蛇丸 : 「ああ、それともう一つ。今の例え話の続きなのだけど」

[メイン] 大蛇丸 : 「悲しんだその後、どうするのかまでしっかり考えなさい」

[メイン] 灰廻航一 : 「それは、一体どういう…」

[メイン] 大蛇丸 : え、知りたいのかしら?
と言わんばかりに目を細める

[メイン] 大蛇丸 : ただし、その眼は

[メイン] 大蛇丸 : 常人で踏み込むのは憚られるほど、鋭く光っている
まるで、この決断を今しようとするならば、引き返せないと暗喩するかのように

[メイン] 灰廻航一 : 「……しっかり自分で考えます!!」

[メイン] 灰廻航一 : その蛇眼に臆したのもあるけれど

[メイン] 灰廻航一 : やっぱり、自分でしっかり考えなきゃ
少し厳しいけど、優しい母に言われた事を思い出して、再度決意する

[メイン] 大蛇丸 : 「じゃあねぇ……コウイチクン」
それを聞き、踵を返し
身体が完全に影に隠れる
そして、物影から

[メイン]   : 「あ゙っ゙づい゙じ日゙焼゙げる゙じで゙今゙日゙ば散゙々゙ね゙え゙
家゙帰゙っ゙で一゙本゙飲゙も゙ゔがじら゙」
などと、影の奥でドスの混じったような声で呟くのも聞こえるだろう

[メイン] 灰廻航一 : 「……大蛇丸さんも、割と普通な所あるんだなぁ」

[メイン] 灰廻航一 : そう呟くと、思案は止めずともクロウラーは空へと飛び出した

[メイン] 灰廻航一 : そろそろ、”終わり“も近いだろうか

[メイン] 灰廻航一 : 不明瞭な事は、多すぎるくらい
真っ昼間に似合わない先の見えない謎へと飛び込んでいった

[メイン] 灰廻航一 :  

[メイン] 灰廻航一 :  

[メイン] エラ : middle:『We exist in the shadow For the Humanity』
登場:任意

[メイン] エラ : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+9[9] > 56

[メイン] system : [ エラ ] 侵蝕率 : 47 → 56

[メイン] 灰廻航一 : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+10[10] > 56

[メイン] system : [ 灰廻航一 ] 侵蝕率 : 46 → 56

[メイン] エラ :

[メイン] エラ : かくしてコノハ博士と一時的に離脱して航一さんと合流してシンのアジトに潜入する事になりました

[メイン] エラ : 「ここがアジトみたいですね…」

[メイン] 灰廻航一 : 前傾姿勢のまま滑走し、ゆっくり続く

[メイン] GM : そこはビルの一角。
高くもなく低くもない。
ビル群の一部。

[メイン] オウム : 「エボンの賜物だな」

[メイン] エラ : 「そうですね」

[メイン] オウム : これは合言葉ですね。
アレを見せよう。

[メイン] エラ : 見せるぞ 来い

[メイン] ワッカ細胞 : 「素敵だね」

[メイン] 灰廻航一 : 「そうかなぁ?」

[メイン] オウム : 「ん?」

[メイン] 灰廻航一 : 「あ、素敵ですね!」

[メイン] オウム : 「エボンの賜物だな」

[メイン] オウム : 通っていいらしい。

[メイン] エラ : 「うわ!」

[メイン] 灰廻航一 : 「ありがとう!」

[メイン] GM : 中へ入っていくとそこには──

[メイン] ワッカ : そう……ワッカ族がいっぱいいたのです。

[メイン] ぷにぷにワッカさん : こんなのもいたり

[メイン] エラ : へ〜!

[メイン] 灰廻航一 : 「同じ顔の人がいっぱいいる……」

[メイン] モアイワッカ : こんなのもいる。

[メイン] 🦀 : 「諸君、新たな同士を歓迎しよう!」
何故か蟹もいた。

[メイン] エラ : 「うわ!」

[メイン] GM : 蟹の一言でアジトは湧いた。

[メイン] 灰廻航一 : 「蟹……復讐……」

[メイン] 灰廻航一 : 「猿かに合戦!?」

[メイン] 灰廻航一 : コーイチははやとちりしていた

[メイン] 🦀 : 「何を言ってるのかわからんが……君達も教えに従って友彦を抹殺するんだろう」

[メイン] エラ : 「それはそう」

[メイン] 🦀 : 「ならばこの石にレネゲイドを注ぐのです」

[メイン] 灰廻航一 : 「この石は?」

[メイン] 🦀 : ハサミで指し示された場所には巨大な黒石が!

[メイン] 🦀 : 「これは特別なブラックダイアモンド。
 レネゲイドを注ぐことで時間を逆流させることが出来る」

[メイン] エラ : 「へ〜!」

[メイン] ワッカ : 「これを使えばあの頃の惨劇を止められるんだな〜」

[メイン] 灰廻航一 : 「これ、ユニークアイテム?でしたっけ……僕なんかに使えるかな…」

[メイン] ぷにぷにワッカさん : 「教えに従っていれば使えるんだよ」

[メイン] エラ : 「へ〜!」

すご
すぎ
だろ!

[メイン] 灰廻航一 : 「すごいなぁ……」

[メイン] ワッカ : 「御託はいいから早く使うんだな〜」

[メイン] ぷにぷにワッカさん : 「まさか二人もアルベドじゃないだろうな……」

[メイン] エラ : 「注入したらすぐに時が戻る感じすかね?」

[メイン] GM : あらら。
ワッカ族の皆さんはちょっとせっかちみたい。
二人をちょっと疑ってるよ。

[メイン] 🦀 : 「徐々に戻っていく。
 戻るスピードは加速していくがな」

[メイン] エラ : 「へ〜!」

[メイン] エラ : 「後何回ぐらいで達成出来そうすかね?」

[メイン] 🦀 : 「…………」

[メイン] 🦀 : 「妙なことばかり聞くな……。
 そんなこと聞いてどうする?」

[メイン] 🦀 : 「友彦に恨みがあるんだろう?
 なら教えに従えばいい……。
 それとも教えを疑っているのか?」

[メイン] エラ : 「ぜんぜん」

[メイン] 灰廻航一 : 「……す、すみません」

[メイン] 灰廻航一 : 「実は僕たち、ここに来るのが精一杯だったんです……」
「それで、少し落ち着けなくて……ついつい質問ばっかりになっちゃいました」

[メイン] ワッカ : 「🦀老師……こいつら大丈夫なんすか?」

[メイン] 🦀 : 「何でここに来た?」

[メイン] 🦀 : 「教えに共感したなら即答出来る筈だ」

[メイン] 灰廻航一 : 「皆さんの力になりたかったからです」

[メイン] エラ : 「それはそう」

[メイン] 灰廻航一 : 先程までの言葉と違い、これに嘘はない
事実、コーイチは彼らの為になると思いここへ来た

[メイン] 灰廻航一 : ……理解し、彼らの復讐を止める為

[メイン] オウム : 「どゆこと?」

[メイン] エラ : 「復讐に走る理由が聞きたいのです」

[メイン] 灰廻航一 : 「……はい、今は不安定なレネゲイドも皆さんを理解して、ロイスを作ればどうにかできます」
「力を貸してもらえませんか…?」

[メイン] GM : 会場が困惑に包まれる。
ここにいるのは個人個人が友彦に復讐をする為に集まっているのであって、誰かの為に来る者などいなかったからだ。

[メイン] 🦀 : そして扉が固く閉ざされる。

[メイン] 🦀 : 「話はしよう」

[メイン] 灰廻航一 : 「……ありがとうございます」

[メイン] エラ : 「ありがとうございます」

[メイン] 灰廻航一 : 扉が引き絞る様な歪な音を立てている
出口は封じられた、もしも戦闘になれば──

[メイン] 灰廻航一 : 思わず、硬い唾を飲む

[メイン] GM : 扉が閉ざされたということは“そういうこと”。

[メイン] ワッカ : 「あれは友彦が暴走したときのことだった……」

[メイン] ワッカ : 「当時一般人だったワッカ族は友彦のレネゲイドのせいで正気を失い……」

[メイン] ワッカ :  

[メイン] ワッカ : ティーダのチンポ気持ちよすぎだろ!

[メイン] ワッカ :  

[メイン] ワッカ : そう……正気を失ったワッカは「ティーダのチンポ気持ちよすぎだろ!」と叫び狂ってしまったのだ!

[メイン] 灰廻航一 : ティーダって誰なんです?

[メイン] ワッカ : 「そのせいで俺達ワッカはネタキャラとして一生過ごすことになってんだろうが
 ワカッテンノカ!?」

[メイン] エラ : 「他の被害は?」

[メイン] ぷにぷにワッカさん : 「それとUGN基準ではジャーム扱いされてる」

[メイン] エラ : 「ええ…」

[メイン] 🦀 : 「俺もその一匹さ……」

[メイン] エラ : 「ええ…」

[メイン] 灰廻航一 : 「蟹さんなのに、ですか?」

[メイン] 🦀 : 「あれは俺がただの蟹だった頃だ。
俺は河原にいただけなのに友彦に遊び半分で踏み殺された」

[メイン] 🦀 : 「その後Aオーヴァードとして復活したものの、侵蝕率が100%を超えていた……!」

[メイン] エラ : 「極悪で確定」

[メイン] 🦀 : 「だが友彦はどうだ?
 あれだけの被害を出しておきながら侵蝕率が低いというだけで責任能力なしとして保護されている」

[メイン] 灰廻航一 : 「なるほど、確かにそこは友彦さんが悪いですね!」

[メイン] 🦀 : 「そして純粋な被害者である我々は侵蝕率が高いというだけで凍結に怯えなければならない!
 UGNの教えはどうなってんだ教えは!」

[メイン] エラ : 「何故かな…」

[メイン] オウム : 「お前ら禁じられたレネゲイドを
 平気で使ってんじゃねえか
 分かってんのか!?
 「ジャーム」が生まれたのは
 UGNがジャーム基準に甘えたせいだろうが
 被害者の俺らはジャーム扱いかよ!?
 くそったれ!」

[メイン] エラ : 「それはそう」

[メイン] 灰廻航一 : 「なるほど、それで、どうして殺すんですか…?止めるだけでもいいような…」

[メイン] 🦀 : 「奴は強くて止める余裕がないから
 そして生かしておくのは我々の気が済まないからだ」

[メイン] 灰廻航一 : 「うーん……気が済まない……かぁ」

[メイン] エラ : 「友彦拘束して顔パン一発ずついれるとかは?」

[メイン] 灰廻航一 : 「エラさん!?」

[メイン] 🦀 : 「そんな余裕はない
 セル全員でかかっても勝てるかどうかは未知数だ」

[メイン] 🦀 : 「そして話すことは話したぞ……。
 “UGN”……いや」

[メイン] エラ : 「友彦
つよ
すぎ
だろ!」

[メイン] 🦀 : 「友彦の犬が……!!」

[メイン] 灰廻航一 : 「いいえ!ザ・クロウラーです!!」

[メイン] ぷにぷにワッカさん : 「やはり……か!?」

[メイン] エラ : 「やはり…か!?」

[メイン] GM : 扉を閉ざされたときから既にバレていたッッッ

[メイン] エラ : それはそう

[メイン] 灰廻航一 : 「……そういえば、タイムパラ……ぱら……パラなんとかは大丈夫なんですか?」

[メイン] エラ : 「そういえばそうですね」

[メイン] 🦀 : 「それは実際にタイムトラベルした奴が定義したのか?」

[メイン] エラ : 「IQ280」

[メイン] オウム : 「予測はあくまで予測」

[メイン] 灰廻航一 : 「えーっと……つまり?」

[メイン] ワッカ細胞 : 「真面目な話をするなら君達は8:00の行動に戻されただろう?」
体に埋め込まれていた細胞が喋り出した。

[メイン] ワッカ細胞 : 「あんな感じになる」

[メイン] エラ : 「!?」

[メイン] エラ : 「ワッカ細胞さんは物知りだなァ…」

[メイン] 灰廻航一 : 「(…あの時、侵蝕率は引き継がれたままだった)」

[メイン] 灰廻航一 : 「(それが、命にも適用されるなら……)」

[メイン] 灰廻航一 : 「心配はない、かぁ」

[メイン] 灰廻航一 : 少し、窓を見て考えた後

[メイン] 灰廻航一 : 「……でも、止めさせてもらいます」

[メイン] 灰廻航一 : 「皆さんに起こったことは、笑い事じゃないし。怒るのが当然……なんだと思います」

[メイン] 灰廻航一 : 「だけど、僕は、あなた達に人殺しなんてして欲しくないから……」

[メイン] 灰廻航一 : 前傾姿勢を取り

[メイン] 灰廻航一 : 「身勝手ながら、復讐に水を指す男。ザ・クロウラー!!別の道を探してもらいます!!」

[メイン] ワッカ : 「けっ!
 人殺しの手を借りまくってる組織がよく言うぜ!」

[メイン] オウム : 「そろそろ殺すか…♠️」

[メイン] エラ : 「サイレンでボコるわ…」

[メイン] 灰廻航一 : 「組織じゃない!僕が、あなたにそんな事をしてほしくないんだ!!」

[メイン] エラ : 「話し合いは拳で語ってからやりましょう!」

[メイン]   :  

[メイン]   :  

[メイン]   :  

[メイン]   : ばさり、一触即発の会場に、羽根の音が。

[メイン]   : どこからやってきたのかも分からない。
白と黒のコントラストが美しい、フクロウがそこにいた。

[メイン] オウム : 「何だ!?(^^)何だ!?(^^)」

[メイン] 灰廻航一 : 「博士!?」

[メイン] ワッカ : 「新たな敵だね」

[メイン] エラ : 「来ましたか…」

[メイン]   : そしてそのフクロウは─────中央に降り立ち。

[メイン] コノハ博士 : 59+1d10 登場/リザレクト (59+1D10) > 59+1[1] > 60

[メイン] system : [ コノハ博士 ] 侵蝕率 : 59 → 60

[メイン] system : [ コノハ博士 ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] コノハ博士 : 「─────待つのです」

[メイン] エラ : 「!」

[メイン] コノハ博士 : 相変わらずの無表情と、淡々とした口調で、少女は被害者達をじっと見る。

[メイン] コノハ博士 : 「…………エラ、そして航一」

[メイン] コノハ博士 : 「私達UGNは……一体、何のために戦っていますか?」

[メイン] コノハ博士 : 背を向けたまま、そう問う。

[メイン] 灰廻航一 : 「レネゲイドが来る前の日常と聞いてます」

[メイン] コノハ博士 : こくりと頷く。

[メイン] コノハ博士 : 「ええ、日常を守るために我々は日々、戦っています
 そして─────ヒトの命を救い続けてきています」

[メイン] コノハ博士 : 「ですが……レネゲイドとは、あまりにも力が強大
 それゆえに……限られたリソースでその対処に当たるのは困難」

[メイン] コノハ博士 : 「……そのため我々UGNは……」

[メイン] コノハ博士 : じっと、ワッカ達を見つめ。

[メイン] コノハ博士 : 「………ええ、その通りです
 我々は………あなた方を傷つけた"犯罪者"も、協力者として
 戦力に入れています」

[メイン] ワッカ : 「けっ!
 それだけならまだしも、被害者の俺達を逆に追い詰めているじゃねえか
 ワカッテンノカ!?」

[メイン] コノハ博士 : 「そしてあろうことか、その人物は……レネゲイド事件への対処能力として
 非常に優秀な力を持っているため……UGN内でも重役として扱い……
 ………ええ、そうです、あなた方を追い詰めてしましました」

[メイン] コノハ博士 : 一歩、踏み出し。

[メイン] コノハ博士 : 「……結論から申し上げるです」

[メイン] コノハ博士 : 「この問題は……どうしても、未知の力を扱っているため
 ……あなた方の願いを聞き届けることは……できないです
 ……ただ……あなた方の言い分は、最もです」

[メイン] コノハ博士 : 「……UGNは、日常の護り手でなくてはならない
 それなら─────」

[メイン] コノハ博士 : 「あなた方の日常も、本来であれば守らなくてはいけなかった」

[メイン] コノハ博士 : 「でも、守れなかった
 私も、その現場に居合わせることができなかった」

[メイン] コノハ博士 : 「……とても、偉そうなことを言える立場ではないです」

[メイン] コノハ博士 : 眉が少しずつ下がっていく。

[メイン] コノハ博士 : そしてまた一歩踏み出し。

[メイン] 🦀 : 「今更そんなことを言って何の役に──」

[メイン] コノハ博士 : UGNの監督不行き届きによって始まったこの事件

[メイン] コノハ博士 : ならば─────することは、一つ。

[メイン] コノハ博士 : 「………誠に、申し訳ございませんでした」

[メイン] コノハ博士 : 謝罪。

[メイン] コノハ博士 : 深々と、頭を下げる博士。

[メイン] 灰廻航一 : 「博士…!」

[メイン] エラ : 「!」

[メイン] コノハ博士 : もし、彼らが巻き込まれた事件に、自分がいれば
彼らを救えたのかもしれない。
でも─────現に救うことは、できなかった。できていないからこそ、今がある。

[メイン] コノハ博士 : であればこれは、UGNだけの問題ではない。
UGN支部長である、長であるコノハ博士の責任でもある。

[メイン] コノハ博士 : 「本当に……申し訳ございませんでした」

[メイン] コノハ博士 : 博士は、ずっと頭を下げる。

[メイン] コノハ博士 : それも無抵抗。どう攻撃されても、構わない。

[メイン] コノハ博士 : 彼らは、日常を奪われたのだから。

[メイン] ワッカ : 「……あ、謝ったところで俺達の境遇が変わるわけじゃ……!」

[メイン] コノハ博士 : であれば、この身を代償として支払うには、あまりにも安すぎる。

[メイン] コノハ博士 : 「………いえ」

[メイン] コノハ博士 : 「私は、責任を負います」

[メイン] コノハ博士 : 顔を上げ、そしてワッカをじっと見る。

[メイン] コノハ博士 : 「………FHセル《シン》は、全滅した
 ………そう報告させていただきます。
 もうあなた方を追う者は誰一人、作らせません
 そして………加害者、友彦について」

[メイン] コノハ博士 : 「彼にも…… ………ええ、代償を支払わせていただくです
 ………もちろん、私の立場は危うくなってしまいますが」

[メイン] コノハ博士 : 気弱な微笑を浮かべ。

[メイン] コノハ博士 : 「あなた方の痛みに比べれば、大したものじゃありませんから」

[メイン] 灰廻航一 : 「……」

[メイン] GM : 会場がどよめく。

[メイン] オウム : 「お、おい……本当に信用出来るのか?
 アタックリールで12連発攻撃ぶち込んだ方が……」

[メイン] ワッカ : 「いやしかし……」

[メイン] コノハ博士 : オウムの言葉に、そちらへ目を向け。
そして両手を広げる。

[メイン] コノハ博士 : 「……お怒りは御尤もです
 この身であれば、いくらでも……あなた方の怒り、悲しみ、苦しみ」

[メイン] コノハ博士 : 「全て……受け入れさせていただくです」

[メイン] コノハ博士 : じっと、見つめる。

[メイン] ぷにぷにワッカさん : 「オウム!
 本当にアタックリール当てたら……9999ダメージを12回与えることになってこいつ死ぬぞ!」

[メイン] ワッカ細胞 : 「お前やっちゃうのか!?」

[メイン] コノハ博士 : 構わない。
苦しむヒトは、見たくないのです。

[メイン] コノハ博士 : あなた方の……日常も、私は………あってほしいのです。

[メイン] 灰廻航一 : 「……」

[メイン] エラ : 「…」

[メイン] 灰廻航一 : 《炎の弾丸》

[メイン] エラ : 「!」

[メイン] 灰廻航一 : 手に溜めた力場を構え──

[メイン] 灰廻航一 : 天を撃つ

[メイン] 灰廻航一 : 4dx+99 (4DX10+99) > 10[1,3,3,10]+9[9]+99 > 118

[メイン] モアイワッカ : 「何だ!?(^^)何だ!?(^^)」

[メイン] 灰廻航一 : 「……えーっと、こっちを向いてくれてまずはありがとうございます!」

[メイン] 灰廻航一 : ペコリと頭を下げる

[メイン] 🦀 : 「そんだけで天井壊したの……?」

[メイン] 灰廻航一 : 「悪いとは思いましたが、博士を犠牲にはできませんし……ワッカさんも撃ちたくない」

[メイン] 灰廻航一 : 「よって、天井です!!他に聞きたいことは!!」

[メイン] 🦀 : 「ちょっと待てお前が言いたいことあるわけじゃないのかよ……」

[メイン] エラ : 「ええ…」

[メイン] 灰廻航一 : 「言いたいことはあります、博士さんにも、そしてワッカさん達にも申し訳ないですが」

[メイン] 灰廻航一 : 「自分を犠牲にして博士さんが傷つくことを、僕は認められません」
「大蛇丸さんの場合でも、エラさんの場合でも同じです」

[メイン] ワッカ : 「じゃあどうするってんだよ?」

[メイン] 灰廻航一 : 「……交渉に失敗して、皆さんを怒らせたのも僕で、大口を叩いたのも僕なら」

[メイン] 灰廻航一 : 「僕が、撃たれるべきです」

[メイン] エラ : 「!」

[メイン] コノハ博士 : 「……………!」
目が少し見開く。

[メイン] エラ : 「何でですか?」

[メイン] 灰廻航一 : 「……僕は、最初時間を巻き戻そうと思った」

[メイン] 灰廻航一 : 「でもそれは……」

[メイン] 灰廻航一 : 「……手段が、僕には無かったんだ」

[メイン] 灰廻航一 : 「役立たずなんだ、全くもって……!!!」

[メイン] コノハ博士 : 「……航一……」

[メイン] エラ : 「……」

[メイン] 灰廻航一 : 「世界中の時間をレネゲイドで巻き戻しながら、犠牲を出さないなんて無理だ!!!」

[メイン] 灰廻航一 : 「どんなに頭を捻っても、どれだけ心を燃やしても、できるわけがない!!!」

[メイン] 灰廻航一 : 「だからって……だからって!」

[メイン] 灰廻航一 : 「目の前に助けられる手段があるのに、使えない!?」

[メイン] 灰廻航一 : 「なんだ……なんなんだよ!!それは!?」

[メイン] 灰廻航一 : 「ふっざけんな!!!!」

[メイン] 灰廻航一 : 声を枯らしながら、大粒の涙を流しながら
ザ・クロウラーは暴走する感情を吐露していく

[メイン] 灰廻航一 : 一見、理想に見える秘宝が
今や呪宝でしかない

[メイン] 灰廻航一 : 取り戻せると思える日常が、多くの人を呪う呪詛でしかない

[メイン] 灰廻航一 : 「なんだ、なんなんだよ……!!こんなのあんまりじゃないか!!」

[メイン] 灰廻航一 : 友彦とて、暴走など喜んでした筈がない

[メイン] コノハ博士 : 「…………………」
その言葉に、博士の無表情の顔に、哀しみが帯びる。

[メイン] 灰廻航一 : ではワッカ達が何をした?
何もしていない、とんだ理不尽の合わせ技だ

[メイン] 灰廻航一 : もしも自分を犠牲にして、この定めを砕けるのなら喜んで身を投げよう

[メイン] 灰廻航一 : だが、どう足掻いても どんな想定を重ねても
どこまで自分を使い潰したとしても

[メイン] 灰廻航一 : 「届かないんだよ……!!」

[メイン] 灰廻航一 : 高き理想を目指す腕は虚しく空を切り

[メイン] 灰廻航一 : 地へと這いつくばり、涙と共に地に落ちた

[メイン] エラ : 「航一さん…顔を上げて…ください」
ハンカチを渡す

[メイン] ワッカ : 「おいおいどうすんだよこれ……」
ワッカ達の間で困惑が広がる。
根っからの悪人ではない……むしろ元は善人だったからこそ、一蹴出来ない。

[メイン] 灰廻航一 : ハンカチを受け取ろうとして、涙で目が滲み
無力感が邪魔をして何度も掴み損ねながら
受け取った

[メイン] エラ : 「まだ全部終わった訳ではないですよ」

[メイン] エラ : 「私もワッカさん達を攻撃しようとしたので同罪です」

[メイン] エラ : 「コノハ博士が止めに入らなければ被害が大きくなってました」

[メイン] 灰廻航一 : 「…エラは、僕よりもしっかりしてるだけだよ」

[メイン] 灰廻航一 : 彼女は、しっかりと自分の成すべきことを非常さと共に呑み込んでいる
空を飛べぬから地に這う他がない自分とは違う

[メイン] エラ : 「攻撃するなら私も攻撃してください!」

[メイン] ワッカ : 「🦀老師、どうします?」

[メイン] 🦀 : 暫しの沈黙。

[メイン] 🦀 : 「……撤退だ」

[メイン] エラ : 「!」

[メイン] コノハ博士 : 「…………………!!」

[メイン] コノハ博士 : 目を少し見開き、蟹をじっと見つめる。

[メイン] オウム : 「老師……」

[メイン] 灰廻航一 : 「それ、は──」

[メイン] コノハ博士 : その次の言葉は何も紡がず、ただただ、頭をまた、深く下げた。

[メイン] 灰廻航一 : 掠れた声を、今でさえ泣きじゃくりながら
深く、深く

[メイン] 灰廻航一 : 罪を懺悔するように、頭を地に擦り付けた

[メイン] エラ : 頭を下げた

[メイン] 🦀 : 「責任を負う……その言葉が真が否か確かめるとしよう」

[メイン] エラ : 「ありがとうございます」

[メイン] コノハ博士 : 「………必ず」
頭を上げ、そして蟹をじっと見つめ、約束する。

[メイン] コノハ博士 : そして自身の胸に手を当て。

[メイン] 灰廻航一 : 「ぜっだい……に゛っ!」

[メイン] コノハ博士 : 「森のUGN支部支部長……アフリカオオコノハズクです
 ……ええ、必ずや……果たします」

[メイン] 灰廻航一 : いつか、必ず どこまで遠い道だろうと
希望を示せる誰かに、なると誓った

[メイン] コノハ博士 : そして振り向き─────。

[メイン] コノハ博士 : 涙ぐむ航一、そしてエラへ。

[メイン] コノハ博士 : 「……お疲れ様でした、二人とも、ありがとうございました」

[メイン] コノハ博士 : 優しい微笑みを見せ─────。

[メイン] コノハ博士 : 《オリジン:アニマル》

[メイン] エラ : 「私は…何もしてないです…」

[メイン] コノハ博士 : ─────また、1羽のフクロウの姿となり、航一の開けた天上の先の
遠く果てしない青空へと羽ばたいて行った。

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 : ending『ケジメ』 登場:コノハ博士

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 : ─────そして"次の日"。

[メイン] コノハ博士 : 任務説明には……コノハ博士一人で挑んだ。

[メイン] コノハ博士 : 「本日はよろしくお願いいたします、友彦」

[メイン] 友彦 : 「おいおい他の奴らがいないじゃねェか
 どうなってんだ?」

[メイン] コノハ博士 : 「構わないです」

[メイン] コノハ博士 : そう言い、資料を並べる。

[メイン] コノハ博士 : 「FHセル《シン》の残党討伐任務ですね?」

[メイン] コノハ博士 : 「既に解決いたしました」

[メイン] コノハ博士 : 「長なので」

[メイン] 友彦 : 「ずいぶん未来を…見てやがる…」

[メイン] コノハ博士 : そして─────。

[メイン] コノハ博士 : 懐から、ブリッツボールを徐に出す。

[メイン] コノハ博士 : そして何をするかと思いきや。

[メイン] コノハ博士 : 「えい」

[メイン] コノハ博士 : 思いっきり、友彦の顔面にぶつけた。

[メイン] コノハ博士 : 「それでは失礼するです」

[メイン] コノハ博士 : そのままテクテクと応接間を去って行った。
ささやかな、ワッカ達の想いを乗せた、ミニ復讐。

[メイン] コノハ博士 : ……仕事だというのに、上司にボールをぶつける。
始末書が大変ですね。頑張るです。

[メイン] 友彦 : 「な、何……?」
不意打ちに面食らい、一周回って真顔になった。

[メイン] コノハ博士 : そのまま博士はまた─────1羽のフクロウとなり、飛び去って行った。

[メイン] コノハ博士 : ケジメは、まだまだこれからです。

[メイン] コノハ博士 : 約束は守るですよ。

[メイン] コノハ博士 : 長なので。

[メイン] コノハ博士 : ─────"けものフレンズ"なので。

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] コノハ博士 :  

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン] 大蛇丸 : UGNの支部の一室、様々な薬品に囲まれているような薄暗い場所
窓の光すら当たらない場で、蛇のような眼光を持つ人間は今回の件の資料を読んでいた

[メイン] 大蛇丸 : で…

[メイン] 大蛇丸 : 「時を過去に巻き戻すことすらできるブラックダイアモンド、ねえ」

[メイン] 大蛇丸 : くつくつと笑いながら、目を細めて

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン] 大蛇丸 : 能動調査
あのブラックダイアモンドについて
情報:FHで

[メイン] GM : 20

[メイン] 大蛇丸 : (4+1)dx10>=20 (5DX10>=20) > 9[1,3,7,8,9] > 9 > 失敗

[メイン] 大蛇丸 : 💸

[メイン] system : [ 大蛇丸 ] 財産点 : 16 → 5

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・あのブラックダイアモンドについて
遥か宇宙から飛来した隕石の中に含まれていたとされる鉱石。
ワッカ族が手に入れたのは全くの偶然。

レネゲイドを注ぐことで不可能とされてきた時間の逆流を可能にする……それも地球全体で。
しかし、レネゲイド汚染も世界規模になり、その影響は予測出来ない。
全くの被害はないのかもしれないし、大惨事を引き起こすかもしれない。
確かなのは使うのは博打。

[メイン] GM :  

[メイン] 大蛇丸 : ─────へぇ

[メイン] 大蛇丸 : 世の中にはわからないものも大勢あるものねえ、と
心の中で納得しつつ

[メイン] 大蛇丸 : 今回の時間逆行事件は一先ず終止符を打った、のだけれど

[メイン] 大蛇丸 : まあ、こんなものがあるならば
どうなるか、考えるまでもない
UGNにすら、知られるとどうなるかわからないだろうにと思い

[メイン] 大蛇丸 : 口角を、大きく上げる
まるで、獲物を見つけた蛇のように

[メイン] 大蛇丸 : そして──────

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン] 大蛇丸 : 原初の赤:インスピレーション

[メイン] 大蛇丸 : そのブラックダイアモンドを所有している残党の場所は?

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ワッカ族は全滅したと君達が報告しているが、実際は影で生き残っている。
彼らがブラックダイアモンドを使っていないが所持しているようです。
場所は長野県の真ん中ら辺。

[メイン] GM :  

[メイン] 大蛇丸 : 直感だが、確実に理解した
今そこに、知られるとまずいであろう原石は眠っていると

[メイン] 大蛇丸 : 本来ならば一刻も早く手にしたい代物だ
が────

[メイン] 大蛇丸 : 「まあ、使うにしてもリスクが大きすぎるわねえ。侵蝕率が元に戻るわけでもないし」

[メイン] 大蛇丸 :

[メイン] 大蛇丸 : 報告書に再び目を通す

[メイン] 大蛇丸 : なるほどねぇ、と
自分で納得し

[メイン] 大蛇丸 : 次は、今回の一件に関わった面々の資料を見て

[メイン] 大蛇丸 : 「面倒ごとは押し付けるに限るわねえ」

[メイン] 大蛇丸 : それぞれの端末に、一件の通知を送る

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン]   : 長野県中央付近に、時を巻き戻すブラックダイアモンドを捕捉
現段階ではあるレネゲイド組織が所有しており、使用の余地は見受けられないものの予断を許さない道具であることも確かであり、これを監視下から外す事は一級のリスクと判断
諸君らは、定期的にこの場に訪れ確認を行うように
異変や他組織の介入があった場合、直様UGNの"Rラボ"に知らせる事

[メイン] 大蛇丸 : 追記:灰廻航一にとって難易度の低い任務だと思われる
経験のためにも、彼に優先的に回すように

[メイン] 大蛇丸 : フフフフ……と、笑みを溢しつつ
薄暗い場から歩き始めて─────

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン] 大蛇丸 : ending『紆余委蛇』

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン] 大蛇丸 :  

[メイン] エラ : ED:『ウォッチャーオブネイチャーズ』 登場:エラ

[メイン] エラ : 「……と言うわけで何とか任務は完了しました」

[メイン] エンプレス : 「へ〜!なの」

[メイン] セティ : 「すごいですね」

[メイン] エラ : 「今頃ワッカさん達は無事に過ごして居るのでしょうか…」

[メイン] エラ : ppp…とエラの端末にメールが届く

[メイン] エラ : 「!」
「急用の任務が入りました!」

[メイン] エラ : 「今回はここでお開きにします!」

[メイン] エンプレス : 「気を付けてなの」

[メイン] エラ : 「ええ…では行ってきます!」

[メイン] エラ : メールを確認してコノハ博士達の場所まで急いで移動を開始した

[メイン] エラ :

[メイン] エラ :

[メイン] エラ :

[メイン] 灰廻航一 :  

[メイン] 灰廻航一 : 事件は終わり、僕は大蛇丸さんに言われた通りあのブラックダイヤモンドを見張りに来た

[メイン] 灰廻航一 : ……ここに来る度に、自分の無力を突きつけられる気がして、ほんの少し逃げ出したくなる

[メイン] 灰廻航一 : けど

[メイン] 灰廻航一 : 「僕は、約束したからね」

[メイン] 灰廻航一 : 何より、困難から逃げるヒーローはいない
僕はそうじゃないけど、憧れてるんだから、続くべきだ

[メイン] 灰廻航一 : そして、僕は一つ決意をした

[メイン] 灰廻航一 : 「僕は、いつか、ヒーローになる」

[メイン] 灰廻航一 : 不幸を消し去るなんて、傲慢な事は言わない
二度と傷つかせないなんて、補償なんかできない

[メイン] 灰廻航一 : ……それでも、僕は

[メイン] 灰廻航一 : 「皆を救えるヒーローになる」
そう決めた

[メイン] 灰廻航一 : 具体的には──

[メイン] 灰廻航一 : 「勉強かな……」

[メイン] 灰廻航一 : 残念ながら、僕の手は二つしかない
足を含めても四つ

[メイン] 灰廻航一 : 大勢助けるつもりならそれよりずっと多くの事を知っておかないといけない

[メイン] 灰廻航一 : 蟹さん達が受け入れられる場所を作るにも
二度と同じ災害を起こさないにしても、一番の武器は知識に違いない

[メイン] 灰廻航一 : 手が足りないなら、増やす
溢してしまったら、すぐに拾う

[メイン] 灰廻航一 : そうなろう、ならなくちゃ

[メイン] 灰廻航一 : ……幸い

[メイン] 灰廻航一 : 「僕は、とっても周りに恵まれてる」

[メイン] 灰廻航一 : 何も自分一人でできるなんて思わないし思えない

[メイン] 灰廻航一 : 僕は、今日みたいに足を引っ張らない様に
そして、いつか

[メイン] 灰廻航一 : 10と1か、なんて言わなくていい

[メイン] 灰廻航一 : いつも、いつまでも。みんなで11を……いいや

[メイン] 灰廻航一 : 「100でも!1000でも!!いくらでも掴める様になるぞー!!!」

[メイン] 灰廻航一 : 決意を込めて、遠い星に誓う様に大声を上げた

[メイン] 灰廻航一 :  

[メイン] 灰廻航一 :